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五大堂:ごだいどう】
松島のシンボル。
828年(天長5年)慈覚大師円仁が延福寺(現在の瑞巌寺)を開基の際
、「大聖不動明王」
を中心に、「東方降三世」、「西方大威徳」、 「南方軍荼利」、「北方金剛夜叉」の五大明王像
を安置したことから、五大堂と呼ばれるようになりました。
すかし橋 - 五大堂が建立された小島に架けられた橋。 橋げたの隙間から海が見え、
五大堂へ行く際に足元を見て気を引き締めるために造られたと言われている。
創建時の朱塗りの一部が少し残っている。
1604年(慶長9年)伊達政宗が創建したもので、桃山式建築手法の粋をつくして完工した
ものです。 堂四面の蟇股にはその方位に対して十二支の彫刻を配しています。
33年に一度、五大明王が御開帳されます。
最近では2006年(平成18年8月18~20日)に御開帳され、次回の御開帳は2038年です。
五大堂から眺める松島湾